10/07/01配信
「七夕」
今日から7月。
7月と言えば織姫と彦星が1年に一度逢瀬を楽しむ七夕さま。
もともと日本古来の風習と中国から入ってきた行事や習わしが一緒になってできたもので、五節供のひとつです。
私達は、願い事を短冊に書いて、笹に吊るして・・・
っていうのが七夕さまのイメージですが、
実は、昔は技芸や学問の上達を願う行事だったんですね。
例えば、女性のたしなみ「お裁縫」や「お琴」や「琵琶」そして、「歌(和歌)」や「書道」が上手になりますように・・・などなど。
お公卿様の行事で、「乞功奠(きっこうでん)」と言いますが、五色の糸や布、琴や琵琶、硯や筆、そしてこの時期採れる産物を祭壇にならべて、星に願い、七夕の夜歌会をする行事です。
ちなみに、祭壇にお供えする海山のものの種類や、配列を覚えるための歌があります。それは、
「うりなすび もも なしからのさかづきに
ささげらんかず むしあわびたい」
(瓜・茄子・桃・梨・空の盃・揚げた空豆・蒸し鮑鯛)
どんな調子で歌うのでしょう、聴いてみたいですね。
一般的にはあまり知られていない行事ですが、なんとも優雅ですよね、白い布を天の川に見立て、それをはさんで彦星と織姫役の男女が星にちなんだ和歌を詠み交わす、素敵です!!
冷泉家に伝わるこの伝統行事、昨年の秋、東京文化会館で初公開されました。
残念ながら、私は拝見できませんでしたが、いらした方が、蹴鞠からはじまり、雅楽の演奏や歌会は、幻想的だったと、おっしゃっていました。
我が家のホールには数週間前から笹飾りが登場。
生徒さん達に、自由に好きな願い事を書いて頂いて、吊るしています。
今年は、なぜか体調をくずしている方や入院なさっている方が多く、
「早く元気になってね」というものが目立ちました。
中には、「商売繁盛!」や「食卓は愛!」「1軍でプレー!」なんてのも・・・楽しいですよ。
皆様の願い事が、かないますようにと、お祈りしておきます。
「ひがしきよみの越州のある食卓」に七夕さまのコーディネートや、
お酒に合うお料理、そしてレシピも掲載されていますので、御覧下さいね。
七夕の伝統行事食である七夕素麺、ご家族で、ぜひ召し上がってください。
七夕の由来を話しながら、家族で食卓を囲んで、素敵な日本の伝統行事をお神酒とともに!!
今年の七夕さま、どうか晴れて、星逢いがかないますよう!!




