11/04/28配信
「山椒」
震災後、まだまだ余震や原発に悩まされ、落ち着かない日々ですが、皆様はいかがお過ごしですか?
新緑の季節を迎えて、いつもなら5月の連休には、温泉や海外旅行など、あちらこちらにおでかけになる方々も多いはずなのに、今年は、震災の影響で観光地も大変ですね。
私は、この連休、鎌ヶ谷へ野球観戦に行こうと思っています。
実は、あまり野球に興味はないのですが、アシスタントの一人が日ハムの選手と結婚しまして、彼が野球をしているところを見てみたい、というのと、ぜひ応援に!ということで、お弁当を持って行ってきます!!
この季節は、我が家の庭に香り高い「木の芽」が沢山育ち、お料理に大活躍しています。

「山椒は小粒でぴりりと辛い」なんて言いますが、本当にすぐれもので、全て使い尽くせるんですよね。
例えば、春、若葉は木の芽として、木の芽和えや椀物の吸い口に、花は花山椒となって酢の物や煮物に。
初夏には実が青山椒として佃煮やちりめん山椒などに、秋には実が割れて割山椒となって、粉山椒に、鰻や七味唐辛子に使われます。
そして、若い樹皮である辛皮(しんぴ)は、細く切って醤油で煮たり、塩ゆでして食され、枝はすりこぎに。
山椒はミカン科の山椒属とか、そういえば実はミカンに似ていますよね。昔は「はじかみ」と言ったそうですが、それは、実がはじけるからだとか。
お店で買うと少々お高いのですが、庭で育てると沢山とれるので、思う存分使え、リッチな気分ですよ!!
大きくなってしまうと美味しくないので、この時期は若いうちに摘み取って、冷蔵庫に保存しています。手のひらの上にのせて、パンとたたくと、とってもいい香りが漂います。
和え物やお煮物、筍ごはんやお吸い物にちょっとあしらうと、香りだけではなく、なぜか高級感がでますよね。不思議!!
これは、割山椒(器の名前:山椒の実が割れた形)に盛った筍の木の芽和え。

美味しそうでしょ?
そして、同じお料理も、こんな器に盛ると、ずいぶん印象がかわりますよね。

日々、こんなふうにして、食を楽しんでいます。
では、皆様、よいゴールデンウィークを!!



